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2008-02-21

上海租界時代の王“サッスーン財閥” -第2回-

前回は、サッスーン商会の登場と、その創立者デヴィッド・サッスーンについてお話
しました。

前回の舞台インドから、今回、いよいよ舞台は中国、そして上海へと移ってきます。

アヘンを大量に送り込まれた清では、アヘンが大流行して社会問題となりました。
清朝は、度々アヘン輸入禁止令を出しましたが、英国側からの度重なる密輸により、
殆ど効果は上がりませんでした。

遂に1838年、林則徐(1785~1850年)を欽差大臣として広東に派遣します。
1939年、林則徐は、アヘン2万箱を押収・焼却し、アヘン商人を追放します。
このことに端を発して、「アヘン戦争」が勃発します(1840年)。この結果については、
2月12日のスレッド外灘 -Bund-を御覧下さい。

この戦争の結果、サッスーン商会は、英国が領有することになった香港に総本店を、
上海等の重要拠点に支店を設けました。これらの拠点にて、英国製綿紡績品、及び
インド産阿片を中国に売り込む事業を拡大していきます。
こうしてサッスーン商会は、清における、英国の商権拡張に大きく貢献していきます。

上海は、元は寂しい漁村でしたが、アヘン戦争により、英国(その後、他列強に
拡大)の対外通商港となり、一挙に中国最大の都市に成長していきます。
繁栄を極めた上海は、何時しか「魔都」と呼ばれるようになりました。

“アヘン王”デビッドの死後、子のアルバート、次いでアルバートの甥エドワードが
相続し、三代の間に巨富を築きました。
この間に、財閥の総本店は、ロンドンに移転されます。
親会社は、「イングランド銀行」及び「匯豊銀行(HSBC、香港上海銀行)」でした。
なお、この匯豊銀行の創立者は、二代目アルバートの兄弟であるアーサーです。
今日では、香港最大の銀行であり、香港の紙幣発行銀行の一つです。
(他の紙幣発行銀行は、チャータード銀行中国銀行)

なお、サッスーン家は、「ロスチャイルド家」と血縁関係を結んでいます。
このこともあり、サッスーン家は、ロスチャイルド家の東アジア代理人になっていました。
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theme : 中国
genre : 海外情報

comment

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クロ様

歓迎光臨~!

今ではここ上海、“ヴィダルなサッスーン”の進出も顕著ですよ(笑)。

オールド上海と今の上海…、どちらがより魔都なのかな?(苦笑)
今の上海も、欲望に満ち溢れていて、なかなかスリリングですよ。

魔都上海!

早速お邪魔にまいりました。
サッスーンときいてすぐ「ヴィダル?」と思ってしまった私は…; 
それにしても、租界、バンド、シンジケート、阿片、魔都上海…
まさに子供の頃読んで憧れた世界ですー。
憧れたわりにあまりきちんとした知識がないので(汗)、
これからこちらのブログで知識収集させていただこうと思います!
これからもよろしくお願いいたしますv
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