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2008-02-29

中国医療ニュースから -前編-

私の楽しんでおりますブログの一つに、Sommoroさんの、フィンランドからの
ブログ「スオミの森の陰から」があります。

こちらで、今月26日(火)に、下記の記事をアップされていました。

今週、息子の中学校はスキー休みだ。とはいっても暖冬であまり雪がなく、
スキーにいそしむというわけでもない。この際、通信教育の日本の勉強など、
時間のあるときにがんばってもらわなくてはならない。
もうひとつ、最近近視になってきたようなので眼科医に行かせようと思った。
この国では、医者でも床屋でもとにかく事前に予約してから出向く。保健の
先生に紹介された眼科医に先週何度も電話したのだが、話中か、でなければ
いくら...
医者の予約


レスでお話をしている中で、Sommoroさんより、上海の医療事情はどうなの
でしょうか、とのご質問がありました。

ごもっともなご質問で、これについては数回に分けてスレッドを立てるべきだと
考えていますが、今朝のニュースで、興味深い記事がありましたので、それに
ついてご紹介したいと思います。

上海の医療事情は、一言で表現すれば、
患者過多、医者不足
これに尽きます。

中国では、保険さえ効けば、一般の医療費は、随分安いのです。
仮に保険が効かなくても、例えば外国人等が一般の医療を受けても、随分安いと
感じることでしょう。
例えば、1ヶ月程度で完治する程度の足の骨折の治療に、飲み薬の代金まで
含めて(入院なし)、保険無しで、日本円で総額15,000円前後だと言ったら、ご理解
し易いでしょうか(治療費の6割以上はレントゲン代です)。

薬代も安いのです。薬局で購入されると、良く分かると思います。
(※但し、日本のものより強めのものが多いです。)

では、問題が無いじゃないかと言えば、とんでもない

先ず、入院した場合は、1日辺りのベッド料、そこそこのグレードのホテルに泊まる
ような金額を請求されます。
ですので、入院の必要があるかも知れないと医師が判断した場合は、患者にその
入院費を払えるか確認し、払えないようであれば、入院せずに治療するとの判断に
なります。

嘗てこんな話があったそうです。

出張で他の地方に行った日本人駐在員が、現地で交通事故に遭われたそうです。
直ぐに救急車で運ばれたそうですが、出張中だけに身寄りはない、本人はその時、
意識不明の重体…。
病院側では、携帯していた身分証(パスポートでしょう)から、日本人ということは
分かったようで、日本人ならば治療費を払えないということはないだろう、と判断、
手術・入院となったそうです。

その入院は、1ヶ月以上(であることは確か、具体的には覚えていないのですが)に
及んだそうです。

さて、退院の段になって…。
当然、病院側から治療費の請求があります。
その金額が、何と日本円で100万円以上!
(これも、余りの金額の多さに、正確な金額が記憶に残っていません)

幸いにして、その方は海外傷害保険が効いていて、それで対処できたそうですが、
余りの額の多さに、相当揉めたらしいです。

次に、診察を受ける人の数の多さ!頻繁に実感するのはこちらでしょう。
兎に角、半端な数ではありません
かなりの時間、順番待ちをすることになります。

なお、診察時のこちらの支払いのシステム、下記のようになります。

1. 受診する科の受付にカルテを提出、「診察料」を支払う。
2. 順番が来たら診察を受ける。
3. 治療やレントゲン撮影等が必要であれば、会計で「治療費」を支払う。
4. 治療などを受ける。
5. 医師から処方箋を受ける。
6. 会計で(院内で処方できれば)薬を受け取り、「薬代」を支払う。

つまり、お金の必要な処置を行う際には、事前に代金を支払う必要があります。

それでは、これ以外の選択肢はないのか…、
あります。
大きな病院の中には、「外国人特殊病棟」というエリアを設けている病院があります。
こちら、診察費は高いですが、英語で診察を受けられたり、待ち時間が少なくて
済む
などの利点があります。

ところが…、こちらの診察、中国人が受けられないのかというと、そうではありません。
中国人でも、こちらでの診察料さえ支払えば受けられます。
ここ数年、特に上海の方々の中には、随分高所得の方が増えてきまして、こちらの
診察、結構中国人が多くなってきました。多くの外国人より、高収入な方々も少なく
ないですから。
子供用の「(外国人)特殊病棟」を設けている児科医院(復旦大学附属、徐家匯)なんて、
中国人患者が多くなっています。
一人っ子だけに、こちらの親(及び祖父母)は、子供にはお金を惜しみません。

これらの原因に繋がるのが、
医者がまるで足りない
という問題です。

長くなりましたので、スレッドを分けます。
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theme : 中国
genre : 海外情報

comment

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Mario様

ご存知のとおり、入院すると、想像以上に高くつくようです。

救急車が有料、本当です。
タクシーよりも高額、何とこれも本当だそうです。
日本の何処かであったように、病院のたらい回しになんて遭ったら、
大変なことかも知れません(いろいろな意味で)。

異国での医療はやはり保険に入らないとね

 医療はやはりおさえておかないとイザという時大変ですよね。 私も旅行中に二回病院にかかりました。 発熱(軽い脱水症状)で済んだので、問診+薬程度でしたので費用は安かったですが、肝炎で2週間入院した方を存じていますが、入院費は凄い高いらしいですね。 只現地の方は、日本の湯治場にように身の回りの世話を身内ですると安上がり、ということを聞いたことがあります。 又「救急車が有料でタクシーより高い」という話を聴いたこともありますがどうなんでしょう?
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