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2008-03-17

丁香花園

今回は、3月14日のスレッドでご紹介しました、「丁香花園」にまつわるお話を
お送りします。
   申粤軒-2

カテゴリーには“中国史”としてありますが、日本史に関係するお話になります。

この丁香花園は、次の絵と、非常に深い関係があります。
  下関条約

この絵に見覚えのある方は、少なくないと思います。
カラー・白黒の別はあると思いますが、日本史の教科書などで、ご覧に
なったことがあるのではないでしょうか。
この絵、日清戦争(1894~95年)の講和条約、下関条約の様子を描いた
ものです。
奥の列が日本側で、一番右に座っているのが、私が説明するまでもなく
お分かりになる方は少なくないと思いますが(笑)、当時の内閣総理大臣
あった、全権弁理大臣の伊藤博文で当時55歳、その左が、外務大臣
          伊藤博文

あった、同じく全権弁理大臣の陸奥宗光、当時52歳でした。
              陸奥宗光

手前の列が清国側の代表で、この中で一番右に座っている年配(白髪)の
人物が、北洋大臣直隷総督という地位に就いていた、欽差頭等全権大臣
(欽差大臣、清国全権)の李鴻章という人物です。
          李鴻章

※欽差大臣;皇帝直属で臨時の権限を与えられ、特定の事柄の処理に
        当たる、三品以上の官人のこと。
李鴻章は、当時、世界的にも有名な清国の大臣で、清朝の外交を一手に
担っていました。
この李鴻章には、丁香という愛妾がいました。
李鴻章が江蘇巡撫(総督)に任ぜられた当時、彼の7番目の妾であった、
愛妾・丁香の為に造った邸が、この「丁香花園」なのです。
当時は彼女の為に、庭にたくさんのライラック(リラ、中国語で丁香)が
植えられていたそうです。

その李鴻章が1901年に逝去した後、庭園は様々な人の手に渡り継ぎました。
最後にこの丁香花園は、邸宅が改造され、上出のように、レストランとして
生まれ変わりました。

現在、丁香花園は、上海市の所有となっているそうです。
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theme : 中国
genre : 海外情報

comment

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Chaky様

少し前にもお話したことがあったのですが、実はこのスレッド…、
予告投稿です。
毎日朝6時(中国時間)に更新するようにしていました。

ところが、実は今週初めから日本に出張(長期)しておりまして、
滞在先のネット環境が整うのに、4月の頭まで掛かるそうです。
レスはこちらから更新できるのですが、写真や資料などはPCに
入っていますので、明日からの更新ができなくなってしまいました。
公衆のエアステーションを使えたとしても、他に書籍等の資料も
ありますので、矢張り限界があります。

この為、大変残念ですが、次回の更新は、恐らく4月初めになると
思います。

sue様

春帆楼(しゅんぱんろう)へ行ってこられたのですね。
誰かそういったレスを付けて下さらないかな、と密かに期待して
おりましたが、sueさんに付けて頂きまして、嬉しい限りです。

私としましても、この建物が、思わぬところで日本史と繋がり
ましたので、面白いスレッドになったと思っています。

海軍中尉様

外灘18号のスレッドでもご紹介しましたように、上海には、あの
文革の嵐を潜り抜けた、世界的に見ても、
かなり貴重なものが
少なからず残っています。
ここに限らず、他の建物も、世博会(万博)の為だけというのでは
なく、これからも大切に扱って欲しいと願います。

ライラック

素敵なお屋敷の名前ですね。 今でもライラックの花は咲くのでしょうか? 歴史的建築物を残し、レストランになってしまうのは、上海ならでは!?

毎日の更新、予約投稿とは、さすができる人は(ネタがあって時間があるときにしか更新しない私とは)違います。

No title

先日山口に旅行に行ったときにまさしくこの絵の場所(下関条約を結んだ場所)に行ってきましたよ。
今もその場所はホテルで営業していますけど、その敷地内に記念館として公開されていました。
なんだかあの旅行とつながったような気がして嬉しく?なってしまいました

No title

近代化が急速に進む上海だと思ってましたが、こういった歴史的な建物はしっかりと保存されているのですね。
凄いです。
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